AERAの記事では東京23区に1人暮らしをしている65歳以上の方で、亡くなった方の22人に1人は自宅で亡くなる”孤独死”だったと書いています。

では年齢制限を付けないとどうだろうと思って調べてみました。

基にした統計は東京都監察医務院の各区別の年齢階級・性・世帯分類別異状死数(平成29年)と、東京都福祉保険局の死亡数・死亡率(平成14年~平成29年)です。

これらを見ると、H29年度で東京23区内に一人暮らし方で自宅で亡くなった方の総数は4777人でした。一方23区の死亡者数は78278人でした。従って孤独死の割合は6.1%、つまり亡くなった方のうち16人に1人は孤独死しているという事ですね。高齢になってから同窓会をするとクラスに1~2名は孤独死しているという事ですね。

若い世代も含めた方が孤独死の率が上がっていますので、今後は孤独死の割合が加速すると予測されます。

もちろん一人一人が考えなければならない問題ではあるのですが、大家業の方にとっては自衛・リスク管理もますます重要になりますね。